お金もお金じゃないものも、所詮既得権の防衛戦なんだよ。
幸せってのも所詮、既得権を持った人たちの間で共有されてるんだと思いました。
付き合ってる人にプロポーズして、結果は惨敗だったんです。「病気持ちで、欠陥家庭の女は家族に紹介できない。そうでなくても気持ちが固まってない」*1という返事でした。
大抵の人は、家族はとても愛するべき存在で、かけがえがないのでしょう。だからこそ、家族と巧くやっていけない*2だろう人を迎え入れるのには躊躇するのでしょう。
家族を大事にするといえば聞こえはいいですが、要は「家族愛」という面での既得権を手放したがらないってことなんだろうと思います。持たざる者が同じ権利を欲しがる様を、鬱陶しそうに眺めてはどう切り離すか必死で考えているんでしょう。
そうして、既得権を持つ人どうしでまた新たな「家族愛」を生産する。その中には、生まれながらに家族愛を持たない人間は入り込むことはできません。